看護師になったら、どこの病院に勤務しても本人の自由ですが、整形外科や小児科はある程度の専門性も要求されますのでキャリアアップすることが求められます。
整形外科の場合は、患者が急に搬送されて来る場合もあり、いつも急な患者への対応を心しておかなければなりません。
また、包帯を巻くことや止血することなどは素早くできる能力も要求されます。
さらに整形外科では手術も行われるので、看護師として手術の補助もできなくてはなりません。
小児科では、大人を相手にする内科と違って子どもは何かとデリケートにできています。
心臓マッサージをする時には指を使って行います。
身体の体重を乗せてしまえば、骨が折れる危険性があります。
また、まだ小さい子が母親から離れて病院に一人で入院することは大きな不安でしょう。
その不安を和らげるためにも笑顔で接し、優しく話しかけることが大切になります。
また、子どもによってはなかなか心を開かない子どももいますが、粘り強く話しかけて、少しでも病状が良くなったら褒めてあげることでその心をつかむことができます。
整形外科も小児科も共通しているのは、どちらも怪我人や病人で一人寂しく病院生活を送っているということです。
ですから、患者には少しでも元気が出るように笑顔で接してあげることが大切です。
また、不安なこともたくさんあるでしょうから、しっかりと耳を傾けて聞いてあげることです。
人は話を聞いてもらうだけでも安心することがあるのですから。